女性の活躍推進を応援する職場環境は、まだ十分とはいえない
日経新聞新聞 2014年12月13日の記事「日経ウーマノミクス会員の本音を聞きました」より。女性の活躍を支援する「日経ウーマノミクス・プロジェクト」という会の会員さん向けに行われたセミナーの様子が掲載されていました。
日経ウーマノミクスプロジェクト http://nwp.nikkei.com/
上記2点の質問については、「そう感じない、思わない」という否定的な意見が上回っています。 実際の声が掲載されていますが、「結婚したことで職種を変えられた」「家庭と両立のため、時間内で働くために、自分の経験やキャリアと合わない職場で働いている」。そういった女性が多くいるようです。 実際には自分のキャリアと諸条件、どちらかをあきらめて働いている人も記事から見受けられて、仕事と家庭(結婚/子育て)の両立は難しいのだろうかと感じてしまいました。
- 自分の職場や会社について、女性の活躍推進に動いていると感じるか
- 自分の能力が、最大限に生かせているか
結婚/子育てを機に、一度キャリアをあきらめるべきなのか
記事を読んで、本当の女性の活躍支援を考えたとき、下記のことを強く感じました。 いくつか極端な話もありますが、結婚や出産、夫の転勤などが伴うと、やはり女性があきらめる場面が多く出てきます。それをカバーできる職業や職場でないと、女性が本当にやりたい仕事にパワーを注げないと感じます。- 能力や仕事時間以上の業務を受けた時、フォロー体制があるか
- 自分のやりたいことや、役割にあった提案を会社にできるか
- 勉強し、成長したいと思ったとき、応援してくれるか
- 業務時間を守りたいと思ったとき、それに賛同してくれるか
- 夫が転勤になったとき、仕事を継続できるか
これからも仕事を頑張って、女性も管理職になりたい
記事の中で、「管理職になりたいですか?」
という質問に対し、「思う、すでに就いている」を含めると58.3%にも上っています。
管理職になるには、昇進試験やマネジメント能力、仕事の経験や成績など、さまざまな能力が必要です。企業内の管理職=リーダー。そこを目指す女性が増えていることも、女性が自分の仕事を大切に思い、思い描く理想がある、ということを社内で共有する必要があるのかもしれません。
一方で、同日3面に掲載されている記事の中には、
「女性管理職増へ 中途採用広がる」
という見出しも。
社内で候補者を育てるには時間がかかるので、外部から獲得するという大手企業が増えているとのことです。社内で仕事をしている人がいちばん業務や体制をわかっているものの、実際は経験があり即戦力になる人を求めているというのが如実に表れています。
社内制度を見直す企業も増えている動きも出ているということで、本来社内で経験を積んだ人を生かそうと思った場合、こちらの流れがもっとうまくいくといいなと思います。
ウェブ業界なら、自分自身でキャリアを積める仕事がある
ウェブ業界の場合、企業内で管理職になること以外にも、自分自身がリーダーとして活躍する場として最適な業界だと思います。 ウェブの知識を学び、企業内で実務を経験する。その精度を高めて独立も含めた選択肢を考えられる仕事です。実際に、ネット環境が整いリモートでの仕事もできるので、結婚や子育てがあってもキャリアをあきらめることなく仕事を続けられる業界です。そしてウェブ業界は流れが速いため、これから勉強を始めようと思っても決して遅くはありません。
2月7日に開催する「ウェブ業界と女性の活躍」では、実際にウェブ業界で仕事をしている3名の女性に登壇いただきます。ウェブ業界の仕事がどんなものか、仕事に就くまでの経緯などを具体的に語っていただき、働き方や考え方、仕事形態のロールモデルをご紹介します。
ウェブコンサルタントサミット002 イベントの詳細・参加申し込みはこちらから
http://webconsultant.jp/summit/002/index.html
今回、ウェブ業界で働きたいけれど実務経験がない、という方に、参加者特典をご用意しています。
主催の株式会社ゴンウェブコンサルティングが提供する簡易コンサルティングサービスism(イズム)のプロフェッショナル教育プログラム ismジュニアの動画DVD(会員フォーラムの利用とあわせて20〜30万円相当)を無料で提供します。少しでもご興味のある方は、ぜひご参加ください。
特典について http://webconsultant.jp/summit/002/index.html#m_035
ism(イズム)とは? http://www.internet-strategy-marketing.org/